上野・公園の朝

①② GR DIGITAL
③④⑤⑥ R-D1s NOKTON classic 35mm F1.4 MC

今回の上京は、国立西洋美術館で開催されている絵画展、

『ヴィルヘルム・ハンマースホイ　静かなる詩情』を観に行くのが目的でした。

ハンマースホイという画家は、確か日経新聞に載っていたこの展覧会の

案内を見て初めて知りました。

今まで見てきた絵画とは違う雰囲気で、まるでモノクロ写真を見ているような感覚。

誰もいない部屋に射しこむやわらかな光。絵を見た瞬間に引き込まれてしまいました。

これはもう実物を観に行くしかない！と。

会場では今まで使ったことの無い音声ガイドを借りて、じっくりと解説を聞きながら観て回ります。

やはり実物は、「実に素晴らしい」の一言。

ハンマースホイの描く、光と影に惚れ惚れとしてきました。

彼の絵を観て感じたのは、描かれているトーンが新潟の冬のトーンと似てるいうこと。

北欧デンマークということですから、環境は似ているのでしょうか。

公園内の東京都美術館では、比較されている『フェルメール展』も開催されていました。

ハンマースホイ展のあとにこちらも観たかったのですが、行った時には既に長蛇の列。

1時間以上の待ち時間とのことで、残念ながら諦めました。

美術館の開場を待つまで、上野公園内を散策。

朝の光を浴びて、木々の葉がキラキラと輝いていました。

①の写真で、「GR BLOGトラックバック企画☆キラキラ☆ に参加」