アラーキーと牛腸茂雄
RICOH GR
新潟市美術館で開催されているアラーキーの写真展「愛ノ旅」に行ってきた。
今回は牛腸茂雄のコレクション展「〈わたし〉という他者」も同時開催というこで、
とても贅沢な写真展となっているのだ。
アラーキーの方は代表作といえる写真が並び、展示もシンプル。かなりの見応えがあった。
牛腸茂雄の展示も「日々」の美しいモノクロプリントにため息をつき、大好きな「見慣れた街の中で」を愛でる。
今回更に目を見張ったのは、「SELF AND OTHERS」のプリントを作る時に使われた、
トレーシングペーパーに書かれた指示の数々。これは今までになく興味深い展示だったと思う。
ここのところ新潟でも篠山紀信氏、梅佳代氏、アラーキーと大きな写真展が続いているので、
もっとたくさんの写真展が巡回してほしいなと切に願うのだ。
個人的には横木安良夫氏、ハービー・山口氏の写真展を希望したいのですがね。
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コメント
写真展がいっぱい見られていいですね。
うらやましいです。アラーキーは特に
好きです。私の場合、写真展を見た直後に
写真を撮ると、高揚感があって自分が
上手くなったような気になったりします。
撮った結果はご想像どおりですが(^^;
投稿: maopapa | 2014.09.09 07:55
maopapaさん、こんばんは。
最近の新潟はビッグネームの写真展が続いていて、
とてもありがたいことです。
その昔、ブルース・リーの映画の後はみんなブルース・リーでしたね。
写真展も、森山大道とかはそんなふうになります(笑)
出来はともかく、気持ち良く写真が撮れるのはいいことだと思います(^^ゞ
投稿: marikichi10 | 2014.09.09 20:51
つい最近、アラーキーの「東京人生」を買って眺めてるところです。
アラーキーというと過激ヌードの印象が強かったのですが、
あらためて見てみてみると、いいですねぇ。
トレーシングペーパーに記された指示、それ、凄く見たいです!
写真家の意図が凝縮されてますものね。
投稿: jutora | 2014.09.13 00:10
jutoraさん、こんばんは。
アラーキーの「東京人生」いいですね、僕も持っています。
スナップは見るほどに味が出てくる感じがします。
プリントの指示は本当に興味深く見ました。
他の展示写真は以前見たことがあったものだったので、
今回の展示の中ではそれが一番の目玉でした。
なかなか見られませんからね〜
投稿: marikichi10 | 2014.09.13 18:18